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コスプレ撮影で初めて使うディフューザーの選び方

こんにちは、Nariです。

レイヤーさんをより綺麗に撮る為の武器。
それがディフューザーです。

ディフューザーは、ストロボと一緒に使います。

モデルとかの撮影で、ストロボの先に傘みたいなのがついてたりしませんか?
あれです。

ディフューザーがあれば、影のあるかっこいい写真や、
アイドルを可愛く撮れるライティングなど、
より綺麗にレイヤーさんを撮る事ができます。

最初はこの3つがあれば良いです。

  • トランスルーセントアンブレラ(90cm)
  • ソフトボックス(60×60㎝)
  • RoundFlash Dish

具体的にどういった時に使うのがよいのか、
どのメーカーを買えば良いのか紹介していくね。

目次

ディフューザーを使う理由は自分が望む光を作る為

ストロボの光を直接レイヤーさんに当てると、
記者会見みたいな、
光当てましたドーン!みたいな写真になります。

それを回避するために、ディフューザーを使って、
自分が望む光に変えます

部屋の電気のように柔らかい光、懐中電灯のように強い光、
色んな光を作る事で、レイヤーさんのキャラに合わせて、
綺麗に撮る事ができます。

 

アンブレラタイプのすすめ

アンブレラ、そう、傘です。
最初のディフューザーとしておすすめです。

アンブレラのメリット

  • 柔らかい光を作りやすい
  • 折りたたみ傘サイズもあるので持ち運びが便利

 

アンブレラのデメリット

  • 風で倒れやすいので屋外で使えない
  • 影を出す強い光は作りにくい

アンブレラの種類

①トランスルーセント

白く透明なタイプのアンブレラです。
コンビニで売ってるような白い傘です。

トランスルーセントは光を広範囲に拡散させたい時に使います。

②ホワイトアンブレラ

外側が黒、内側が白のアンブレラです。
傘の内側に光を当てて、その反射した光を使います。

トランスルーセントとの違いですが、
ホワイトアンブレラの方が、柔らかい光…なんですが、

正直なところ、写真の仕上がりにそこまで差が出ないです。
自分の好みで使えば良いです。

昔はホワイトアンブレラ使ってましたが、
トランスルーセントの方が扱いやすかったので、
今はトランスルーセント使ってます。

 

③シルバーアンブレラ

外側が黒、内側が銀のアンブレラです。
ホワイトアンブレラの銀バージョンですね。

ホワイトアンブレラと比べると、光の質が全然違います。

影を付けたい、カッコ良いキャラを撮影したい時はシルバーアンブレラを使いましょう。

 

直射型と反射型

直射型はアンブレラをレイヤーさんに向けて使います。
トランスルーセントが直射型です。

反射型はアンブレラに反射させた光をレイヤーさんに当てます。
ホワイトアンブレラとシルバーアンブレラが反射型です。

 

アンブレラのサイズと光の関係

アンブレラは大きい方が光がより拡散できて柔らかい光になります。

でもストロボが高性能じゃないと、光が足りなくて、
弱すぎる光になって、意味がなかったりします。

あと、大きすぎるとスタジオで扱いにくいです。
120㎝とかでも広げてみると意外と大きいなってなります。
最初は90cmぐらいが使いやすいです。

好みのサイズと光を見つけて、
自分のライティングを極めましょう。

 

  • トランスルーセントはちょっと強めの柔らかい光
  • ホワイトアンブレラはちょっと弱めの柔らかい光
  • シルバーアンブレラはちょっとかっこいい撮影に使う
  • 好きなアンブレラで撮影する
  • 白ホリや明るいブースで使いやすい
  • 可愛いアイドル撮影やふんわりライティングに
  • 最初は90㎝ぐらいから使う

 

ソフトボックスタイプのすすめ

ボックス、そう、箱です。
箱のような光を拡散するアイテムです。

光をコントロールしたくなったらソフトボックス

ソフトボックスのメリット

  • 光の方向を指定しやすい
  • 風で倒れても壊れないから屋外で使いやすい

 

ソフトボックスのデメリット

  • 光を広範囲に拡散しにくい

 

ソフトボックスの種類

直射型と反射型

ソフトボックスは、ほとんどのタイプに直射と反射があります。

シュチュエーションに合わせて使い分けると良いです。

直射はカッコ良い撮影、そこに光が欲しいって場合に。
反射は可愛いアイドル、すこしふんわりした光が欲しいって場合に。

絶対にこう使うというわけではないので、
自分の好みの光を見つけて使い分けましょう。

 

①正方形タイプ

最初に買うのは、60×60㎝の正方形タイプが使いやすいです。
サイズもちょうどよく、持ち運びも便利です。

同じものを2つ買っておくと、
光のコントロールがしやすいです。

※収納が慣れるまで難しいです。
お家で練習しましょう。

 

②長方形タイプ

正方形タイプだと全身に光をあてれないこともあります。
より広範囲に光をあてるには長方形タイプも検討しましょう

60㎝×90㎝がオススメです。

ただ、60×90㎝の直射型は慣れるまで組み立てが若干面倒ですが、
光のコントロールがしやすいです。

反射型は、傘を広げるように組み立てができるので便利ですが、
角度調整がちょっと難しいです。

 

 

③長方形スリムタイプ

長方形の中でも、よりピンポイントに光をあてれるのが、
スリムタイプです。

例えば、体の右側だけに光が欲しいとか、
まわりは暗いけど、ここだけ光が欲しい、
なんて時に使いやすいです。

30×120㎝あたりが良いでしょう。

④八角形タイプ

オクタゴンと呼ばれるこのタイプ。
ソフトボックスの中でも広範囲に光を拡散できます。

コスプレ撮影で使ってる人は少ないです。
場所取るし、そもそもオクタゴンって何よ?
なんかすごいの使ってるなってイメージです。

一時期使ってたんですが、そこそこ盛れます。
一つあると便利です。

アイキャッチも綺麗に入ります。

使いこなせたら、すげえ写真が撮れるかも?

 

ソフトボックスで重要なグリッドについて

ソフトボックスの表面に、黒いマス目のような仕切りを作るアイテムです。
たぶん今まで紹介したソフトボックスの画像には全部ついてるんじゃないかな?

グリッドがあると、より光を真っ直ぐあてる事ができます。
これにより、余計なところに光を当てる事なく、
レイヤーさんにだけ光を当てる事ができます。

例えば黒ホリでまわりは暗くて、レイヤーさんだけ明るくしたいってときは、
グリッドを付けたソフトボックスで撮影すると簡単にできます。

ソフトボックス買う時は、グリッドが付いてるのを買っときましょう

  • 最初は正方形60×60
  • 全身や併せ用に長方形60×90
  • ピンポイントにスリムタイプ
  • グリッドは絶対買う
  • 黒ホリやゴシックブースで使いやすい
  • 影を付けたり、カッコ良い撮影ができる
  • 倒れても壊れにくいので屋外で使える

 

RoundFlash Dish

イベントでも、スタジオでも、屋外撮影でも、
RoundFlash Dishが一つあれば、めちゃくちゃ便利です。

小さくて、軽くて、光を扱いやすいです。

 

イベントの時はストロボにつけて手持ちで撮影。

屋外ではライトスタンドを立てて、 すぐ設置できる。

スタジオでは、レイヤーさんの下方向に出る影を消すために、
下から柔らかい光を当てる為に設置。

ほんとに便利です。

 

コスプレ撮影で使うディフューザーまとめ

  • 柔らかい光を作るアンブレラ
  • 光をコントロールできるソフトボックス
  • 万能グッズRoundFlash Dish

 

最初は自分の好みのライティングがわからないので、
色んなディフューザーを使うと良いです。

そのうち、このスタジオならこれ、
このイベントならこれって感じで、
自分でどれを選んで良いかわかるようになります。

とにかく色々試す事がほんとに大事。

それでは良いコスプレライフを!

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この記事を書いた人

Nari(なり)
〖コスプレ写真の撮り方〗を発信
▹コスプレ撮影7年目
▹個人向けコスプレ撮影サービス実施中
▹ハコアム大阪カメラサービス担当
▹陰影のある写真が得意

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