こんにちは、Nariです。
ハコスタジアム大阪のリニューアルした白廃墟ブースを撮影してきました。
エモエモな感じに撮れたので、この記事のサムネにしている上の写真のライティングやカメラの設定について解説します。
(新ブースの詳細はハコスタジアム大阪の公式HPをご確認ください)
環境光の設定
まず最初にブースの天井の電気を消しましょう。付けたままでは暗い雰囲気の撮影はかなり難しいと思います。
※電気を消す際に同じブースの利用者がいたら確認を取って下さいね。
ちなみに隣のファンシーランプルームの装飾や床の電球などは消していません。
カメラの設定
カメラ本体側の設定はこちらです。
- シャッタースピード:1/125
- 絞り:F2.0
- ISO:125
絞りをF2.0に設定できないレンズの場合は、ISOやシャッタースピードで調整しましょう。
ストロボの設置と設定
この写真を撮るにあったって一番重要なのがストロボの設置する場所です。
使用するストロボは1灯です。
設置個所
【正面から見た図】

【木枠の背面から見た図】

白廃墟ブースの木枠に、クリップでストロボを固定しています。
このストロボの向きによって、出てくる影が変わってきます。自分の好みの影が出る角度になるまで、何度かテストショットしてみましょう。
ストロボの設定
- 照射角:24㎜
- 出力:1/32
今回使用しているストロボはNissinのDi700Aです。
ストロボ持ってないからできないな…。
という人でも大丈夫!ハコスタジアム大阪では、ストロボの貸出もやってるようです。
対応のカメラや機種など詳細については、事前にハコスタジアム大阪に確認して下さいね。
というわけで完成した写真がこちら

同じ設定でアングルを変えるだけでも良い雰囲気になります。

この写真を撮る時の注意点
この雰囲気のまま、実際にモデルを撮影すると、顔が暗くなりがちです。
もう1灯顔に向けたストロボを設置しても良いのですが、そうすると影などの雰囲気が失われやすいです。
顔の盛れ具合を取るか、全体の雰囲気を取るか、どちらか一方を優先した方が良いですね。
おすすめとしては、全体の雰囲気を優先して、加工でお顔キレイキレイした方が簡単だと思います。
まとめ
以上で解説は終わりです。
ストロボ1つだけで良さげな雰囲気になるので、良かったら試して見て下さい。
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もし良ければご利用下さい。ご予約、詳細は下記をご参照下さい。
- カメラ設定はSS1/125、F2.0、ISO125
- ストロボは1灯で木枠にクリップ止め
- 照射角は24㎜
- 全体の雰囲気を優先して撮影すると良い
- 良かったらカメラマンサービス使ってね